公開 Git リポジトリ

NILFS 関連パッケージの Git リポジトリは GitHub で利用できます。

Git を使ったソースコードの取得

NILFS ユーティリティのソースコードは git clone コマンドで取得できます:

 $ git clone https://github.com/nilfs-dev/nilfs-utils.git

また、NILFS2 のスタンドアローンカーネルモジュールのソースコードも同様に取得可能です。 例えば、RHEL 10 クローンおよび CentOS Stream 10 向けのカーネルモジュールの最新のソースコードは以下のように取得できます。

$ git clone https://github.com/nilfs-dev/nilfs2-kmod10.git

取得したリポジトリは git pull コマンドでアップデートできます。 Git についての詳細は https://git-scm.com/ をご参照下さい。

nilfs-utils のビルドの準備

nilfs-utils のリポジトリには中間ファイルが含まれていないため、 最初に autogen.sh を実行する必要があります。

 $ cd nilfs-utils
 $ ./autogen.sh

この作業には libtoolautoconf (2.60 以降)、および automake パッケージが必要です。

準備の後、通常の方法でユーティリティのビルドとインストールが行えるようになります:

 $ ./configure
 $ make
 $ sudo make install

環境によってはビルドオプションの調整が必要になる場合があります。 nilfs-utils 2.2.13 以降では、 アーキテクチャ別のライブラリのインストール先が自動検出されます。 そのため、ディストリビューションパッケージの作成やクロスコンパイルを行う場合、 あるいは古いバージョンをビルドする場合を除き、 通常は --libdir オプションを指定する必要はありません。

ライブラリのインストール先を手動で指定する必要がある場合 (v2.2.12 以前を利用する場合など)は、 以下のように configure スクリプトに --libdir オプションを指定してください。

64ビット版の RHEL クローン、Fedora、および 64ビットライブラリに /usr/lib64 を使用するディストリビューションの場合:

 $ ./configure --libdir=/usr/lib64

Debian、Ubuntu、および Multiarch 仕様に従うディストリビューションの場合 (例: /usr/lib/x86_64-linux-gnu を使用する場合):

 $ ./configure --libdir=/usr/lib/x86_64-linux-gnu

ビルドオプションの詳細については、nilfs-utils に同梱されている README ファイルをご参照下さい。

Good luck!

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